楽器、エフェクター、DTM系のソフトなどをじっくり使ってレビューを書いています。リクエストなどがあったらいつでもご連絡ください。

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Eventideのサポートで一番多いリクエストが“登録の解除”らしいです。
この登録というのは、H9を使用する際に必要です。

これは、購入したH9がH9Coreなのか、H9なのか、H9MAXなのかを識別するためにも必要になります。
これらはインターネット経由でEventide社に自分のアカウントを作り、ここで管理をすることになります。
自分が買ったアルゴリズムは、このアカウントに紐づけられることになります。
例えば、複数のH9を購入した場合、一台目にH9MAXを買って登録を済ませると、2台目にH9Coreを買っても同じアカウントに登録をすれば、H9MAXと同様に使用することができます。
ということで登録が必要になるんです。

【残念ながら売却してしまう時】
中古で手に入れた時に、登録が前のユーザーのままになっていたりすると、購入した人が登録できなくなるので、万が一売却をする場合はこの“登録の解除”をしてから売却した方がスムーズなようです。
これは、Eventaideの日本語サポートに依頼しても可能ですが、アプリ“H9 Control”からも行えます。


その方法を紹介しましょう。

H9 Control(Mac、Win、iOS、Android)を起動して、登録解除をするストンプボックスとペアリングをします。

アプリ画面の“ペダル”タブを選択してください。
01
その一番下にある“ストンプボックスの登録解除”を選択してください。

02

“ストンプボックスの登録解除”をタップしてください。

03

確認画面が出るので“OK”を押せば完了です。

これで登録解除”が完了します。

この登録解除は、自分のアカウントに登録されているものにだけ手続きをすることができるので、買った後に前オーナーの登録が解除されていない場合はEventideの日本語サポートに依頼するしか方法が無くなってしまいます。

残念ながら売却をされる場合、後に使って頂く方のためにも登録の解除をされた後に売却されることをお勧めします。

Barn3 っていうブランドを知っていますか?
アメリカのペンシルベニア州にある小さなブランドですが、Eventideプロダクトのユーザーにはとても便利なものを作っています。

今回紹介するのは“OX9
OX9

これは、H9用の拡張フットスイッチで、H9ぴったりと固定できるように設計されています。
OX9-pre-order-header

2つのフットスイッチと1基のジャックがあり、これらをAUXスイッチマッピングを使用して、様々な機能をアサインする事ができます。

【設定方法は?】
H9Controlを使うと、本当に簡単です。
ペダル設定タブ>Auxスイッチマッピングをタップしてくください。
WS000001

アサイン可能なパラメーターが表示されます。
WS000002
私の場合、プリセットのインクリメントとロード/デクリメントとロードをこの2つのフットスイッチにアサインしています。
H9本体のスイッチは、オン/オフと、タップで使用しています。
こうすることで各スイッチの役割がわかりやすくなると同時に、パッチ変更もできるので便利ですね。

アサイン方法についてですが、H9Controlにはフットスイッチ1(Tip)、フットスイッチ2(Ring)、フットスイッチ3(Tip+Ring)と書かれています。
WS000003
これはどれを指すかというと、OX9の左側はフットスイッチ1、右側はフットスイッチ2、そしてフットスイッチ3は、本体右側の拡張ジャックにスイッチを接続した場合にこのスイッチが3の役割を担います。

【注意事項があります】

この拡張端子にエクスプレッションペダルを条件付きで接続することができます。
条件付きというのは、エクスプレッションペダルの場合はフットスイッチ2が使えなくなります。
フットスイッチ1 + エクスプレッションペダルという仕様になってしまいます。

なので、
OX9のみ:フットスイッチ1、フットスイッチ2
OX9+EXPedal:フットスイッチ1+エクスプレッションペダル
OX9 + フットスイッチ:フットスイッチ1、フットスイッチ2、フットスイッチ3

という3通りの使い方が考えられます。
お好みの使用方法を探してください。

【その他のラインナップ】
他にも同社からは、Factorシリーズに使える“OX”、拡張フットスイッチ“TESLA TAP”が発売されていますが、国内流通はしていないような気がします。

みなさんOX9をぜひ試してみてください。
便利ですよ~。




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