楽器、エフェクター、DTM系のソフトなどをじっくり使ってレビューを書いています。
リクエストなどがあったらいつでもご連絡ください。
X(https://x.com/rig_riders)もぜひフォローをお願いいたします。

タグ:MIX師

〜この記事にはPRが含まれています〜

■Cue Mix 5対応製品
Cue Mix5はシンプルでインターフェースとパソコンが1:1の接続になります(一般的にはそれが普通か)。 CueMix5側で行うコントロールもCMPと比べてシンプルでありながら柔軟で、かゆいところに手が届く機能を提供しており、初級者から上級者までの幅広いユーザー層に快適な音楽制作環境を提供することができるのではないかと思います。 そうなると、どう使うかによって選ぶインターフェースが変わってくるかと..。

CueMix5が提供できること
【入力されたオーディオにエフェクト処理】
マイクレコーディングする際、モニターに帰ってくる音のクオリティは演奏(パフォーマンス)に影響を与えるので、そもそもの音質はさることながら、オケとのバランス取れたり、ボーカルにコンプ、EQ、リバーブを加えられることは快適性を向上させる上で欠かせないといえるでしょう。
しかもエフェクトを通らずドライ信号で録音することもかけ録りにすることもできるので、ライブRECや移動先で録音するときにコンパクトな機材構成にしておきたいときは、Cue MIx5内で済ませてしまうことも可能です。

【複数のプリケーションからの出力をミックス】
オーディオインターフェースの使い道は音楽制作だけではなく、ゲーム実況や音楽などのライブ配信、ポッドキャストを行うとき、DAW、DiscordやYoutubeなどWEBからの出力、マイク入力をミックスしてOBSなどへ出力し、それらをミックスして配信することも簡単に可能です。

 ■UltraLite mk5
 ULmk5_Front












個人的には、もっとも幅広い層にマッチするモデルだと思います。 手に取って最初に感じたのは「この大きさ(小ささ)の中によくこれだけの端子を配置してまとめたなぁ。」と関心したものです。 入出力端子は数だけでなく、質が高く、種類も豊富でどんなニーズにも答えてくれそうです。 UltraLite mk5のディスプレイだけがカラーではないのですが、コントラストがハッキリしていて暗い場所でも視認性が高いと感じました。


ULmk5_Back












ハーフラックサイズに最大18入力/22出力と豊富な入出力を備えていてフルサイズのラックモデルと比べて遜色ない接続性を提供しています。
XLR端子x2であればちょっとしたマイク録音もできますし、10出力あればパラ出し対応にも余裕があるので用途の幅も広がっていくと感じました。

【多数の出力はなぜ必要か】
UL5








多くのクリエイターが作る音楽は、まだステレオ音源が主流です。
複数の出力を使用するシチュエーションとはどんな時か、一つにマニピュレーションが挙げられます。 同期を使用したライブについての詳細は割愛しますが、マニピュレーターから出力される音は、パーカッション、ストリングス、ギター、コーラスなど、バンドメンバーが発する楽器以外+みんなが合わせる指標となるクリックを出力する必要があります。
それぞれの楽器のバランスがとれた方がいいので、クリック、リズム、鍵盤、ギター、コーラスくらいに分けてパラ出しできた方がいいということでクリック以外はステレオ出しにすると9出力必要になります。 となると10アナログ出力は理にかなっているということになります。

  【ハーフラックサイズの利便性】
ハーフラックサイズということで、ライブでの使用時も大掛かりになり過ぎず、コンパクトでありながら、音質、機能性を確保したいというわがままな要望を叶えてくれています。 ある程度のスペースを持っている、かつ自宅に据え置いて使う..という用途である場合はフルラックのモデルを選んだ方が満足が得られると思います。 しかもiPad®およびその他のApple®iOSデバイスと接続して録音することもできるので、極小セッティングでのマニピュレート、レコーディングなどの用途にも使えて便利そうですね。リハスタで録音するときとかにも便利かも。

おすすめユーザー
トラックメーカー◎  クリエイター◎  マニピュレーター◎  ミックスエンジニア◎
MIX師〇 シンガーソングライター△    DTM初心者×

■考えられるユースケース
▼マニピュレーター

大規模なツアーは別として、ライブ時にマニピュレーターがセッティングできるエリアは限られていることが多く、なるべくコンパクトな機材構成で最大限の能力が得られるようにしたいですよね。 UltraLite mk5をシステムの核に採用するとコンパクトなセッティングに最適ではないかと思います。 先にも書いたようにiPad®などと接続して使えるので、極小セッティングながらも10アナログ出力なので、パート数は十分に分けられ、マニピュレート時の使用にも十分威力を発揮します。

▼打ち込みがほとんどのトラックメイカー
あまりレコーディングする機会が多くなく打ち込みでのトラックメイキングが多め、だけど多機能&高性能なものを揃えておきたいという方にぴったりだと思います。 マイクレコーディングが必要な場合には、2入力あるし、ハードウェアのサンプラーやターンテーブルを繋いだ録音も対応できるし、良いのでは?と思います。

▼移動先での使用を考え、機材をコンパクトにしたいクリエイター
移動した先で使うこともありそうだし、機材はコンパクトにまとめたいし、でも仕事でつかえるクオリティのサウンドが必要という方に適しているモデルといえます。


■828
設計の世代は新しくなっているがモデル名としては一番長い歴史を持っている828。
初号機から接続性、用途の多様性を売りにしていたと思う。 848の項でも書きましたが、より大規模なシステムへ発展しそうな未来があるなら848、パーソナルな使い方の方が多いのであれば828を選ぶと間違いないと思います。
多機能なので、DAWを使い始めた人にはちょっとハードルが高いかもしれないですけど、頑張っていい音で音楽を作って行きたいっていう人にはもお薦め。


【なんでも来いのマルチパーパス】
入出力数、接続可能なフォーマット、モバイルデバイスからのコントロールなどを考慮すると、どんなシチュエーション、どんなユーザーにも快適な環境を提供してくれます。 大規模なシステムを必要とせず、マイクレコーディングにもラインレコーディングにも十分対応可能な828は、自宅や個人スタジオでの制作活動では十分に満足できるでしょう。 最大28チャンネルの入力可って、スタジオでもない限り足りなくなることはないでしょうね。

 【豊富な付加価値】
ブースのある家や作業場、スタジオに導入する際、レコーディング時にトークバックやスピーカー切替えが使えるのは嬉しいですね。トークバック越しにコミュニケーションするだけでスタジオにいる感じがして気分が上がるのは私だけでしょうか(笑)。ディスプレイが大きく、828が現在どんな状態なのか瞬間的に把握できるようになっていてマルチイン/アウトを使う身としてはありがたい。 またマイク入力用のチャンネルセンド/リターンを使ってお好みのコンプなどアウトボードを通した音で録音することもできるのも嬉しいです。マイク入力に接続が無い場合はライン入力としても使えるっていいね。 でもそんなにたくさん入力必要?

おすすめユーザー
トラックメーカー〇  クリエイター◎  マニピュレーター◎  ミックスエンジニア◎
MIX師△ シンガーソングライター△    DTM初心者×


■考えられるユースケース
▼マニピュレーター
マニピュレーターとして活動するだけでなく普段の音楽制作活動にも使いたいという場合、828が最適だといえます。 クリック、リズム、ベース、和音楽器、コーラスなどゆったり分けられるし、普段の制作で使う場合にも必要と思われる接続性はすべて備えているし、828内部のセッティングはCM5に記録しておけるしでまったく問題ありません。

▼自分の作品をハイクオリティでリリースしていきたいクリエイター
作詞、作曲、アレンジ、ミックスまですべてをこなすマルチなクリエイターには828どん状況でも強力な相棒になってくれると思います。
ハードウェアのシンセやサンプラーを繋いで楽曲制作したい!      できますよ!
曲が出来上がってからアコギを足したくなったからいい音で録音したい! できますよ!
ボーカルRECの時にビンテージのコンプを使いたい!          できますよ!
ミックスの時、複数のスピーカーでミックスチェックしたい!      できますよ!
828はどんな用途にもハイクオリティに応えてくれる頼もしいインターフェースです。


■Mシリーズ
MシリーズとはM2、M4、M6の3種類を指します。 前述したモデルとの違いはデジタル入出力やCM5、CMPなどのソフトを使用しないこと、DSPを搭載していないので、録音時のダイレクトモニターにリバーブなどがかけられないなど、ちょっとした違いがあります。


IMG_6403














それぞれの違いは、入出力数以外は大きな違いがないので、ちょっとした録音くらいだったらM2で十分だと思います。 全モデルともESS TechnologyのSabre 32 Ultra DACを採用していて、上位モデルと遜色ないサウンドクオリティを提供してくれるので、エントリーモデルながら長く愛用できるでしょう。

M2
2イン2アウトのシンプルな構成なので、音楽制作をこれから始める人にも優しく、煩わしいセッティングも必要なく音楽制作に集中させてくれるモデルといえます。 ループバックもできるので配信をしている弾き語り系のアーティストにもピッタリでしょう。

M4
M2よりも入出力が増え、4イン4アウトとなるので、マイクに加えてエレキギターをLINE接続したい場合などはM4を選ぶと良いでしょう。M4も同じくループバック機能があるので、配信などにも向いています。 中身はM2、4ともほぼ同じクオリティなので、入出力が2系統では足りない!という人は、M4を選んでみてください。

M6
Mシリーズの上位機種ですね。マイク入力が4系統になるのでファンタム電源を供給することを考慮して、付属の電源アダプターを必要とします。マイク入力2系統くらいまでだとUSB経由で供給されるバスパワーでも動作させられたのですが、上位機種だけあって、その辺は安心できるスペックとなっています。 ここまでくると一人で音楽を作って録音して...ということに加え、ゲストミュージシャンに来てもらって演奏や歌ってもらうことを視野に入れた仕様になっています。 ヘッドフォン端子が2系統、A/B モニター・スイッチでスピーカーを切り替えてミックスチェックなど1ランク上の作業にも対応できるのでM2からのステップアップや、初めてのオーディオインターフェースの買換え候補筆頭になるででしょう。A/B モニター・スイッチはミックス時だけでなくミックスするときとリスニングするときなど、シチュエーションによってスピーカーを使い分けたい時などに便利です。

おすすめユーザー
トラックメーカー〇  クリエイター〇  マニピュレーターX  ミックスエンジニア△
MIX師◎ シンガーソングライター◎    DTM初心者◎

【よりパーソナルな活動に最適】
Mシリーズをお薦めしたい人は、たくさんの機材に囲まれた音楽制作というよりも、シンプルな機材構成で録音もミックスも済ませたい「In The BOX」派、ひとりで音楽を作っている人など、よりパーソナルな活動を重視している人に最適です。エントリーモデルとは思えないくらいのサウンドクオリティ、レイテンシーが快適なプロダクションをお手伝いするでしょう。

【余談】
私の友人にフリーアナウンサーがいて、自宅でナレーションを録音できる環境を作りたいという相談を受け、手元にあったインターフェースに加え、M2とマイク数本を使用して録音してみました。 録音したデータを聴き比べた結果、インターフェースはM2が選ばれました。 理由は録れた声の質感が他のモデルと比べ、上のクラスのクオリティに感じたことを挙げていました。 これなら家で録って納品しても大丈夫とのこと。 マイクの質、録音環境にも左右されますが、良いクオリティで録れていたことは間違いありません。

【まとめ】
ここまで3回に渡ってMOTUのオーディオインターフェースについてレビューしてきました。 使いながら書いていて、この音良いな、、、と。 ちょうど持ち歩きのサブマシンを買い替えようかな...と思っていたので、友人に加え、私もM2を購入することにしました。 他のインターフェースで録音した音源を再生してみましたが、「落ち着く」、「よく見える」という印象です。
私自身は配信はやっていないので、ループバック機能は使っていませんが、いつかやってみようかな。 と心の片隅に残しておきます。

この記事を読んでわかりにくかったことや質問がありましたらRigRidersのXにリプでもDMでも送ってください。

ではまた!

〜この記事にはPRが含まれています〜
オーディオインターフェースは何を買おうか...数年に一度は頭をよぎりますが、その際毎回同じブランドの物を買うか新しいブランドを試してみるかも迷うところですね。
「MOTUのインターフェース、結構いいよ。」という話をよく聞きます。
老舗のMOTUのインターフェース、音がいいというのは簡単に想像がつきますが、オーディオインターフェースを使用している人が全て同じ用途で使用しているわけではないし、同じ音のキャラクターを求めているわけではありません。どんなところが「いいよ。」なのか、そしてどんな人に向いているのか実際に使って確かめ、数回に渡ってレビューしてみたいと思います。



■MOTUとは?
M
ark Of The Unicornの略で、DAWがまだシーケンサーと呼ばれ、役割がMIDIシーケンスに限定的だった頃からの老舗メーカーで、まだDAWが生まれる前、シーケンサーと呼ばれるソフトウェアPerformer(後のDigital Performer)を主力商品としていましたが、後にシーケンスだけでなくオーディオレコーディング、ミックスもコンピューター上で行えるようになり、必然的に関連機材であるオーディオインターフェースも発売するに至ったと思われます。別のメーカーは、先にオーディオインターフェースを発売し、後からDAWの開発を行いましたが、どちらのケースも目指す頂は同じなのなのではないかと思います。卵が先か鶏が先か...。 操作性の良いDAWに良い音で録音/再生するためのオーディオインターフェースを作ることになったのは自然な成り行きですね。 私の記憶にあるのは2408と、今は何世代目だろうか?ロングセラーの828が初期の印象です。 828のパッケージはよくできていて接続性に優れ、あらゆる用途に適していた記憶があります。モデルチェンジを繰り返し現在も販売が続けられているのがすごいの一言です。 多くのプロフェッショナルから絶大の信頼を受け愛用されているインターフェースの魅力を解剖していこうと思います。


■気になるMOTUオーディオインターフェースの音質
「音が良い」というのは個人の印象が多分にあるので、伝えるのは難しいですよね。 スペック的な部分でいうと、MOTUのオーディオインターフェースのどのモデルにも他社ハイエンドのインターフェースでも採用されているESS Sabre32™DACを採用しているので基本的なクオリティに大きな差はありませんし、信頼性が高いです。
※気になる方はESS Sabre32™DACについてググってみてください。
注:参考資料グローバル電子

個人的に好きなサウンド傾向によっても評価が多分に変わる可能性がありますが、今回レビューするにあたって、8モデルを試聴、使用してみました。 アコースティックギター、ボーカル、ナレーションを録音してみました。 また、他社のインターフェースで録音した音源も比較試聴したのでそれらと比較しつつの印象です。

▼音の重心の低さ
音の重心の低さは安定感、実在感が増す要因となります。 楽器のボディやボーカルの胸鳴りなどが拾えるようになり、楽器そのもののリアリティが増します。 特に倍音を多く含む楽器は鳴り方が自然に感じた印象です。 それぞれの音が落ち着くことでエフェクトのノリも良くなるし、長時間聴いていても疲れにくいサウンドだった印象です。
▼バランスの良さ
前項では重心について話しましたが、どこかの帯域がとくに強調されているというわけではなく、全モデルを通してバランスよく聴きやすいサウンドに仕上がっています。
▼解像度
一つ一つの音がくっきりと聴こえ、音、空間が滲むことなくしっかりと認識ができるのでミックスをする場合にもそれぞれの音が聴き取りやすい。またリスニングに使用する場合にも有益であると思います。
10pre_02
■MOTUオーディオインターフェースの大きな利点
音質以外についての利点をいくつか紹介したいと思います。 音楽制作には様々な用途や好みなどが存在するので、下記以外にも私が汲み取れずに伝えられていない多くの魅力があると思いますがご了承ください!

▼拡張性&接続性
コンピュータ―側との接続にはThunderbolt4(TB3、USB3、2への下位互換に対応)を史上初で導入、同梱されている40 Gbps USB-Cケーブルでホストデバイスと接続すると最大40 Gbpsという爆速で最大256チャンネル(128送信&受信)という多チャンネルのオーディオを高いクオリティで送受信可能です。 Mac、WindwsはもちろんのことiOSデバイスで使用することもでき、 また、Mac、WIndowに最適化されたドライバーを使用するので、サンプルレート96kで往復のレイテンシーが1.8mSecという驚愕のスペックを実現しています。

▼内部DSPによるエフェクト処理
Cue Mix Pro と Cue MIx5を使用することによりより柔軟なニーズに対応できるようになりました。 iOSにも対応しているので、タブレットを使用すれば離れたところからコントロールすることも可能です。 これは一人でレコーディングしている時やライブ収録、配信で使用する時にマジで助かります。 ▼ スペック的な部分を説明すると、ミキシングコンソールのように設計された64チャンネルミキサーを本体に内蔵していて、入力は、接続されたインターフェースのあらゆる入出力から信号を取り込むことができます。26のAux バスに加え、メイン、リバーブ、モニター、ソロバスを備え、すべての入出力バスに 4 バンドのパラEQ とコンプ、入力チャンネルにはハイパスフィルターとゲートが搭載され、ハードウェアコンソールのように使用することもできて、充実した機能を提供してくれます。プリアンプ付きのモデルであればマイク直挿しでレコーディングもライブも配信も対応可能ってことでしょう。
16a_avb_ports
▼AVBって何?
IEEEによって開発されたAVB(Audio Video Bridging)は、プロオーディオ業界で広く採用されており、ライセンス料を要さないことから、低コストかつ高性能な機器を多数擁しています。 MOTUのインターフェースが対応するPoint to Point接続は、標準的なCAT-5e、CAT-6ケーブルで最大100メートル、光ファイバーケーブルではもっと長い距離で接続することができ、ライブ会場やテレビ中継など長い距離を必要とする場合でも100メートルのケーブル配線、デイジーチェーン接続された機器、AVBスイッチを通しても、レイテンシーはAVBネットワーク全体で2msに固定されていて多チャンネルを使用した場合でも安定して高いパフォーマンスを得ることができることが売りの用です。(詳細はハイリゾリューション様の製品紹介ページをご参照ください)

▼視認性
見りゃわかるっていえばわかりますね。 自宅の作業スペースにセッティングしてしばらく使って見ているのですが、ディスプレイに表示されている情報が確認しやすい! 各ノブの質感、トルクも安心感ありますね。

▼低レイテンシー
デジタルレコーディングが一般的になってからはレイテンシーとの戦い(?)が続いています。 特に録音時に遅れてモニタ―から返ってくるとパフォーマンスに大きな悪影響を与えますね。 特にリズムにシビアな状況では気になってプレーどころでは無くなってしまいます。 レイテンシーが少なければ少ないほど快適なパフォーマンスが可能になるわけですね。 前述したようにかなりの低レイテンシーを実現しているので、問題なくパフォーマンスを収録できるでしょう。


■各モデルを系統分けしてみた
今回レビューをするにあたって、MOTUインターフェースを3つのカテゴリーに分けてみました。 2026年2月現在で8機種発売されています。 ライトユーザー〜プロフェッショナルまでどんなユーザー層でも安心して選べる充実のラインナップですね。 ライトユーザーや用途によっては入出力数が多くなくても問題ないでしょうし、ヘビーユーザー、プロユーザーはより使用目的がはっきりしてきているので、必要な接続数、端子の種類や拡張性などが想像つきやすいですね。 一つ一つのモデルを紹介したいとは思いますが、なかなかわかりやすいカテゴライズが見つからなかったので、使用するミキシングソフトウェア別に分けて守ることにしました。 そこで以下のような3つのグループに分けてみました。
名称未設定
グループ分けは以下の通り、使用するDSPミキサーソフトウェアによって分けました。 M2/4/6の3モデルにはDSPは搭載されていません。 ということで、まずはCue Mix ProとCue Mix 5を比較してみましょう。

■Cue Mix Pro と Cue MIx5 の比較
●CueMixって何をするもの?
今回紹介するインターフェースに使用するミキシングソフトウェアはCue Mix proとCue Mix 5の2種類。何をするかの基本的なコンセプトは同じだと思うのですが、できることに少しの違いがあるようです。インターフェースそのものの性能やキャラクターはもっとも重要ですが、Cue Mixでできることの比較もしっかりしておくこと、買った後に「あぁ〜、これができれば良かったのになぁ...」と思うことなく、愛用することができると思います。

●CueMixでできること
・インプット&アウトプットコントロール
・インターフェースに入力された信号のミキシング
・デバイスの設定

●CueMixの基本的な機能
CueMix Proの画面はこんな感じです。
cmp_01

CueMix_Pro_1_1_
コンプレッサー内蔵なので録音時にかけ録りも可能ですね。


Cue Mix 5の画面はこんな感じです。
cm5_01

cm5_02

cm5_03

どちらもインターフェースに直接触れることなく各コントロールを調整できること、インターフェース内部のミキシングを行えることが挙げられます。 違いを以下にまとめてみました。

CueMix 5は最新の小型/中型機種(UltraLite-mk5など)用の比較的シンプルな機能を提供し、Cue Mix Proは16Aや10pre、848など大規模なAVBシステムにも対応する柔軟なルーティング機能を持つプロフェッショナルの要求にも十分に対応が可能です。

●Cue MIX Proには
・ハードウェアにAVB端子がついている。
・マトリクスを組んで柔軟なルーティング設定が可能
・ネットワーク接続された複数台の管理
・シグナルルーティング&スプリット
・パッチベイ

●Cue Mix 5には
・ハードウェアにAVB端子がついていない。
・ベーシックな入出力の設定、ループバックの設定など
・接続、使用している本体のみのコントロール


次回は全ラインアップを紹介しつつ、どんな用途、どんなユーザーにお薦めできるかもレビューする予定です。 楽しみにお待ちください。

↑このページのトップヘ