楽器、エフェクター、DTM系のソフトなどをじっくり使ってレビューを書いています。リクエストなどがあったらいつでもご連絡ください。

カテゴリ: FAQとTIPS

1. はじめに

この度は、次世代マルチエフェクター、Eventide H90 Harmonizerをお選びいただき、誠にありがとうございます。Eventideのライブパフォーマンス・オーディオプロセッサーは、ラックマウント・エフェクトのパワーを、演奏するミュージシャンの手元や足元に届けます。ハイクオリティなエフェクトをお求めの方にも、まだ聴いたことのない実験的なサウンドをお求めの方にも、H90Eventideがこれまで愛してきた素晴らしいサウンドのエフェクトを提供します。直感的なUI、包括的なI/O、フレキシブルなルーティング・オプション、豊富なエフェクトを備えたH90は、あなたのリグの中心となるようデザインされています。

1.1. 主な特長

·        62種類のエフェクトアルゴリズムがプリロードされています:

·        10種類の新しいエフェクトアルゴリズム:

·        Bouquet Delay

·        Even-Vibe

·        Head Space

·        Instant Flanger

·        Instant Phaser

·        Polyphony

·        Prism Shift

·        SP2016 Reverb

·        WeedWacker

·        Wormhole

·        H9 Max Harmonizerに搭載されていた52種類のエフェクトアルゴリズムをすべて含み、機能と改良が強化されています。

·        SIFT (Spectral Instantaneous Frequency Tracking)テクノロジーによる新しい低レイテンシー・ポリフォニックピッチシフト

·        ARMベースのアーキテクチャが、新しくエキサイティングなクリエイティブエフェクトの基礎を築く

·        プログラムごとに2つのアルゴリズムを同時に使用可能

·        プログラム間の真のスピルオーバー

·        エフェクトを直列または並列にルーティング

·        インストゥルメントまたはラインレベル動作

·        2つのモノインサートまたは1つのステレオインサートをシグナル・チェーンの任意の場所に配置可能

·        2つの独立したステレオ信号を同時に処理するデュアル・ルーティング

·        5つのプッシュ・ターン式エンコーダーで、よりタクタイルなコントロールを実現

·        ペダル、最大3ボタンのAUXスイッチ、CV信号用のエクスプレッション入力を2系統装備

·        H90 Controlソフトウェアを使用して、MacまたはPC上でプログラムの編集、リストの作成、ファームウェアのアップデートが可能

·        インストゥルメントチューナー内蔵

 

1.2. いくつかのアドバイス

H90は、コンパクトなパッケージに素晴らしい処理能力と柔軟性を備えています。H90が提供する機能を完全に理解するには、このユーザーガイドをじっくりとお読みいただくことをお勧めします。しかし、すぐにでも使い始めたいという方は、少なくとも同梱のクイックリファレンスガイドをお読みになるか、セットアップの章(セクション3)をご覧ください。

 

1.3. 同梱物について

同梱物について:

·        H90本体

·        クイックリファレンスガイド(英文)

·        ACパワーサプライ

·        USB-C to USB-Aケーブル

·        ゴム足x4

·        Eventideステッカー

·        ピック

Eventideのストンプ型エフェクトはデジタルエフェクトなので、ソフトウェアのアップデートが行われることがあります。

例えば、H90の現行ソフトウェアバージョンは1.5.6.161です。 (2023.09.04現在)

ご自分が使用されている
新しいパラメータにアクセスすることもできるので、ぜひアップデートしてみてください。 確認方法は動画の通りです。

1. [PROGRAMS]ボタンと[ROUTING]ボタンを同時に長押しし、[SYSTEM]モードに入る
2. [SELECT]ノブを回してカーソルを[About]に合わせ、[SELECT]ボタンを押す
3. シリアルナンバー、ソフトウェアバージョン、ファクトリーパックが表示される
4. 現状のバージョンは[1.5.6.161]です。 実際の操作を確認したい方は、動画も作成したので以下をご覧ください。 (ついでにチャンネル登録もお願いします)


 
Eventide H90

Eventideのサポートで一番多いリクエストが“登録の解除”らしいです。
この登録というのは、H9を使用する際に必要です。

これは、購入したH9がH9Coreなのか、H9なのか、H9MAXなのかを識別するためにも必要になります。
これらはインターネット経由でEventide社に自分のアカウントを作り、ここで管理をすることになります。
自分が買ったアルゴリズムは、このアカウントに紐づけられることになります。
例えば、複数のH9を購入した場合、一台目にH9MAXを買って登録を済ませると、2台目にH9Coreを買っても同じアカウントに登録をすれば、H9MAXと同様に使用することができます。
ということで登録が必要になるんです。

【残念ながら売却してしまう時】
中古で手に入れた時に、登録が前のユーザーのままになっていたりすると、購入した人が登録できなくなるので、万が一売却をする場合はこの“登録の解除”をしてから売却した方がスムーズなようです。
これは、Eventaideの日本語サポートに依頼しても可能ですが、アプリ“H9 Control”からも行えます。


その方法を紹介しましょう。

H9 Control(Mac、Win、iOS、Android)を起動して、登録解除をするストンプボックスとペアリングをします。

アプリ画面の“ペダル”タブを選択してください。
01
その一番下にある“ストンプボックスの登録解除”を選択してください。

02

“ストンプボックスの登録解除”をタップしてください。

03

確認画面が出るので“OK”を押せば完了です。

これで登録解除”が完了します。

この登録解除は、自分のアカウントに登録されているものにだけ手続きをすることができるので、買った後に前オーナーの登録が解除されていない場合はEventideの日本語サポートに依頼するしか方法が無くなってしまいます。

残念ながら売却をされる場合、後に使って頂く方のためにも登録の解除をされた後に売却されることをお勧めします。

Pro Toolsを使う上で“覚えておくとちょっと便利な機能やショートカット”を紹介していきます。

今回は
“あるスロットにインサートされているプラグインを一斉に設定、または削除する”
“あるカテゴリーのプラグインだけをコントロールする”
など、まとめてなにかの操作を行う時のショートカットを紹介します。

これって、ミックスする時にちょっと便利だったります。
覚えておいてくださいね。

■操作するトラックのすべてのプラグインをバイパス
・Control + クリック
>すべてのエフェクトをバイパスして元々の音を確認したい場合に便利ですね。

■すべてのプラグインを一気にインサート
・Option + プラグインを選択
>あんまり現実的ではないですけど、すべてのトラックに同じプラグインをインサートしたい場合に使えます。

■同じ段のプラグインを一気にバイパス
・Option + command + クリック 
>インサートのA~E段、F~J段のそれぞれの段にインサートしているプラグインを一気にバイパスON/OFFすることができます。
同じ段に同じカテゴリーのプラグインをインサートしている場合などは便利ですね。

選択したトラックに対して有効
■特定のカテゴリーのプラグインをバイパス
※このカテゴリーは、プラグインメニューに表示される種類分けに準じています。
●ダイナミクス系(コンプ/リミッターなど)だけをバイパス
>Shift + C

●イコライザーだけをバイパス
>Shift + E

●リバーブだけをバイパス
>Shift + V

●ディレイだけをバイパス
>Shift + E

●モジュレーションだけをバイパス
>Shift + W

■センドスロット
●センドをミュート
>Shift + 4

●そのトラックのインサートすべて
>Control クリック

●すべてのインサート
>Control + Option + クリック

今回はこんな感じです。
これからもちょっと便利な機能、今更聞きにくいベーシックな機能や設定を紹介していこうと思います。

Headrush PEDALBOARD(GIGBOARD)のファームウェアは、発売されてからこの記事を書いている時点までに数回アップデートされています。

最新のファームウェアVer2.3についての紹介はこちら(2021/03/13追記)

アップデートされたことで、新しい機能が追加されたり、精度が増したりしているでアップデートしない手はないでしょう。

大きなところでは、
●グローバルEQが追加され、XLR、または1/4アウトそれぞれに独立してアウトプットEQが設定可能です。
●シーン機能が追加され、複数のエフェクトの同時オン/オフが可能になりました。
他にもあるけど、詳細は本家サイトを参照してください。

【ファームウェアアップデートを行う】

そのファームウェアアップデート方法ですが、アナログな人が多いギタリストのためにより簡単に解説しようと思います。

まず、headrushのウェブサイトにアクセスしてダウンロードをクリックしてください。
01

次にコンピューターのOSにあったプログラムをダウンロードしてください。
02

プログラムを解凍してください。
03 
プログラムをダウンロードしたコンピューターとHeadrushをUSBケーブルで接続してください。

Headrush の“GLOBAL SETTINGS”をタップしてください。
04 


“・・・”マークをタップすると、“FIRMWARE UPDATE”と表示されるので、それをタップしてください。
05

アップデート待機状態になるために再起動します。
06 

再起動するとすぐにアップデート待機状態になります。
07 

アップデートプログラムをダブルクリックして起動します。
“UPDATE HEADRUSH PEDALBOARD”ボタンを押すと自動的にアップデートが始まります。
08 

アップデート作業は、約1分くらいで終了します。
09 

アップデートが終了したら“DONE”をタップしてください。
10

HEADRUSHは、再起動し、起動時にアップデート行い、すべては完了します。
11

アップで中にコンピューターの電源を落としたり、USBケーブルが抜けてしまうようなことがなければ失敗ないですし、思ったよりも簡単に作業できるでしょう。

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