〜この記事にはアフィリエイトなどPRが含まれています〜


【ORIA miniを使ってみて】
03

前回記事に書いて以降、しばらく使ってみました。
結果から言うと、快適なリスニング&モニタリング環境を手に入れて満足しています。 
結果に不満はまったくありません。
どこが気に入っているか、物足りないところはないかなど、感想と気づいたことを紹介しようと思います。

【ポジティブ要素】
前回の記事にも書きましたが、DAWの場合、セッション内のそれぞれの音がしっかりと聴こえる感じになったと言う点が最初に気付いたところです。
ORIA miniを使用した環境に慣れてきて、比較試聴すると現在使用しているスピーカーによって強調されている部分やクセがわかってよかったなと思っています。

中低域や低域に起こりがちなモヤっとボヤけていた部分がなくなりそれぞれのパートが聴き取りやすくなりました。 ミックスする時に「おや?」っと違和感を感じる部分が明確にわかって、手当てを必要とする場所を迷わなくなりましたね。
自分にイメージがあれば、何をすればいいのかわかりやすくなったといえばいいのかな。
(自分に気付く力とそれをどうしたらいいか判断する知識、経験、技術が足りていないと気づくことも多々ありますがw)

また、専用のハードウェアを使用しているので、パソコンを始めとするそれ以外の機材に負荷をかけずに安心して使用できるところもいいですね。
そのハードウェアのクオリティが高いので、元の音を損なう心配をしなくていいことも挙げられます。

【ネガティブ要素】
ネガティブな印象はほぼなかったのです。挙げるとしたらささいなもので、接続(経由する)アナログケーブル、電源供給のためのUSB-Cケーブルを必要とし使用するケーブルが増えた分、設置場所に気をつけないとケーブルの引き回しが散らかってるように見える...なんて些細なことです。
あと、ORIAmini自身を近くにおかないと切り替えができないので頻繁に切り替える必要がある方は手元におく必要がありますね(私は切り替えて使用することは稀です)。
それくらい些細なことしか気にならないですね。

【快適に、そして効果をできるだけ引き出せるように】
たぶん、ORIA miniに興味を持ち、このページに辿り着いた方はORIA miniができることについてある程度わかっていると思いますが...当然ながらORIA miniを快適に使い続けるためのコツがあります。

ルームアコースティックを補正するハードウェアなので、厳密に言えば部屋の環境が変わればルームアコースティックも変わると考えられます。

スタジオ環境で使用している場合は問題ないと思いますが、自宅作業スペースの場合、生活エリアと兼ていたり、模様替えなどをした場合に測定した方がいいケースも出てくるので、その都度マイクを繋げて部屋のあちこちウロウロ...ってちょっと面倒かなぁなんて思ったりもしました。

機材のメンテと同じ気持ちでいればいいか...(笑) まぁ一回試してみてください。
その効果は絶大というかしっくりくると思いますよ。

【測定を行うには】
測定を行うには次のような作業が必要になります。
・ORIA Controlデスクトップアプリをインストールする。
・Sonarworks SoundID Referenceを使用して部屋の音を測定を行う。
・SoundID Referenceアプリから、作成したプロファイルを「Audient ORIA」形式でエクスポートする。
・ORIA Controlアプリを開き、エクスポートしたファイルをインポートして、4つあるプロファイルスロットのいずれかに割り当てる メディアインテグレーションさんのWEBに詳しく書いてありますね。

実際のSonarworks SoundID Referenceでの作業はこんな感じでした。
01
ソフトウェアは英語だったけど、何をすればいいかは写真で教えてくれます。


02
こんな感じで部屋の中の響きをマイクで拾っていきます。
これを三十数箇所はなかなか飽きる(笑)


03
私の部屋はこんな感じでした。
左右差あるなぁ~..

【最初はちょっと面倒に感じるかも...が、それを通り過ぎた先に快適さがある】
面倒と感じる部分がもっとも大切だったりします。
前述しましたが、ものぐさな自分的には測定作業が面倒だったかも。
 部屋のあちこちにマイクを置き、そこで測定を行うのですが、初めて測定した場合思いがけない場所にマイクをおくよう指示され悪戦苦闘した記憶があります。
作業スペースが機材に囲まれているような部屋だと「そこにはマイク置けないな... 」なんていうこともありました。 オレはブームスタンドを駆使して乗り切りました。(笑)

【まとめ】
(ハードウェアがあるけど)目に見える何かを手にれるわけではないし、無くても困っていないと思っている人が多いと思うが、実際導入してみるとあった方がいいと思うし、ミックスする時間を快適にしてくれると思う。 リスニングのときは元に戻してミックスするときは補正をかけて...なんていう使い分けもいいかもしれないですね。