あちこちのレビューサイトやSNSで話題のRigRIdersでも数回に分けてレビューしてみようと思います。
とりあえず、今回は概要の紹介!
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M-Puncher 2 は、ピークレベルを上げずに音のアタック(パンチ)を強調できるトランジェントシェイパーのプラグインで、Punch、Sustain、Peak Boost、Sharpness、Thump‑Presence、Envelope Styles、Detector Range、Mix Assist(3.5秒分析)などの操作系を備えます。
主な機能とポイント
- ピークを上げずにパンチを強化 — Peak Boost を 0dB にするとピーク増加を防ぎつつアタック感を強調できる。
- Punch / Sustain — アタックと減衰部を個別に増減できる。
- Sharpness — アタックの質感を鋭くするか滑らかにするかを調整する。
- Thump‑Presence — アタック部分だけに低域または高域の増強を適用する線形位相フィルタを搭載。
- Envelope Styles(Tight/Normal/Loose) — アタックの応答特性を3種類から選択可能。
- Detector Range と Diff/Detector モード — 検出帯域を限定して狙った楽器に反応させたり、処理差分をモニターできる。
- Mix Assist(AI分析) — 自動で最適パラメータ候補を提案するための3.5秒キャプチャ分析を搭載。
互換性・価格
- 対応: Windows(64bit VST/VST3/AAX)と macOS(Intel / Apple Silicon、VST/VST3/AU/AAX)に対応。
実用的な使いどころと使い方の助言
- 適用対象: ドラムやキック/スネアだけでなく、ボーカル、ギター、ピアノ、フルミックスなどトランジェント情報を含む素材全般に有効である。
- 実践的な設定: ピーク増加を許容したくない場面は Peak Boost を 0dB にし、実際にピークを上げたい場合は +6dB まで許容できる設定を使う。
- Mix Assist の使い方: 曲のもっとも密な部分を再生して3.5秒を学習させると有用な初期値が得られる。
推奨アクション
- 製品ページのサウンドデモを確認して自分の素材で Try for Free を試し、Peak Boost と Sharpness を中心にプリセットから微調整する。



