楽器、エフェクター、DTM系のソフトなどをじっくり使ってレビューを書いています。リクエストなどがあったらいつでもご連絡ください。

Expression Pedalと一番相性がいいのはGigboardでしょうね。
Gigboardのペダル接続端子にぴったり合うように設計されている気がします。
Pedalboardのセカンドペダルとしてもデザインに整合性とれるし良いと思います。
今回は、Gigboardで使ってみました。
結論を先にいうと、同じように堅牢な筐体なので質感に統一性があってカッコいいす。
それと、踏み心地が良いです。

大事なことなのでもう一度言いますね、“ 踏み心地がいいです。


【まず、繋いでみる】
Gigboardに接続する場合、1本のTRSケーブル、または1本のTRSと1本のTSケーブルで接続する使用する方法があります。
TSTRS
左:TRS、右:TS 


ギタリストってあんまりTRSケーブルは使わないですよね。
エクスプレッションペダルとして使用する場合、パラメーターのコントロールだけなので音質に影響は与えないはず...なので、安いもので良いと思います。

※独り言:ケーブル付属してればいいのに....



考慮するべきはGigboardとExpressionPedalの距離ですかね。
ボードの真横に置く場合、最短で15cmくらいで接続可能です。
実用的な長さを考えるともう少し長い方が良いかもしれませんが、長くても1m以内で大丈夫だと思います(そんな離れた位置にペダルを置く必要ないですよね)。30cm~50cmくらいがいいのかなぁ...。

TSケーブルに関しては、ギターに使用しているケーブル(シールド?)で十分だと思いますよ。
まずは手軽なところから始めてみましょう。

【エクスプレッションペダルのみでの使用 

1つの音色でペダルの機能を切り替えない場合はTRSケーブル一本でOKですが1つの音色内でボリュームとワウなどを機能を切り替えて使わない場合はこのセッティングで大丈夫です。

本体の設定ですが、最初にペダルを接続してください。
その後、ディスプレイ右上の“ ・・・ ”をタップして“HARDWARE ASSIGN”を選択、その画面の右側にペダル関連の設定を行うパラメーターが表示されます。
下図は、ボリュームペダルとしてセッティングしています。
01 
単機能で、しかも切替えで使わない場合は、ボリュームペダルとして使うことが一般的でしょうけど....っていうか、ボリュームペダル無いと困る人多いですよね。

※本当にボリュームペダルが必要?
何かの際にボリュームを落とす必要がある場合ありますよね。
これがチューニングの際...のように0か100のコントロールだけだった場合、もしかしたら(心細いかもしれないけど)ボリュームペダルは必要ないかもしれません。
フットスイッチ4を長押ししてチューナーになるときにミュートされる設定にしておけば音は出なくなるのでそれで十分ですよね。
ボリュームペダルをもっと積極的な使い方をするのであれば、別ですが、オン/オフに使うくらいなら慣れればこれで十分だと思います。


【その他の機能を割り当てる 
ボリュームペダル以外の機能を割り当てる場合、はボリュームペダルをアサインするときは、、、、パラメーターアサインを行う“ + ”をタップ
02

アサイン可能なエフェクト、そしてパラメーターが表示されるのでそれをチェックすればOKです。

03 

【トゥの役割は? 
トゥスイッチは、一般的にペダル機能の切り替えに使います。
そして接続はTSケーブルでOKです(ギタリスト/ベーシストなら何本かは持ってますよね?)。
Pedalboard、Gigboardは、2系統のペダル機能を使い分けることができます。
1つのペダルで使い分けるためにはトゥスイッチを使ってペダルA/Bを切り替えるには、“GlobalSetting”の右上にある“TOE SWITCH”のパラメーターを“MOMNT”(モメンタリ―)にセッティングすればOKです。
ちなみに“LATCH”(ラッチ)に設定した場合、は踏み込んだ時にだけ切り替わるようになります。
04


※ちょっとした希望
このトゥスイッチが何か他の機能にアサインできたりすると面白いことが考えられるかもなぁ...なんて思いました。

さて、次回は、Pedalboard、時間があれば他のエフェクターにも繋いでみたいと思います。

これを試してほしい”とか“ここはどうなってる?”などのご要望はコメント欄、またはTwitterへのリプでどしどしお寄せください。




今回紹介するのは、商品名が
HeadRush® Expression Pedal 


メーカーURL
型番みたいなのないんですね。
Theシンプル。

この商品が何をするものか一目瞭然ですね。
最近のエフェクトのコントロールにはエクスプレッションペダルって重要です。
接続可能なエフェクトのパラメーターを連続的な数値でコントロールすることができます。

例えば、ボリューム、ワウ、ワーミーといった単体でペダルとして存在する機能。
それからエフェクトのミックス値、モジュレーションのスピードやデプス、ディレイタイム等 使っているエフェクトで指定できるパラメーターは何でもコントロールすることができます。
フワーっとコードを弾いて、あとからコーラスを深くしたり、ディレイを加えたり...。
まぁいろんな仕事をしてくれます。

今まで一般的によく使われたエクスプレッションペダルと言えばBOSSのEV5が多かったんですけど最近はいろんなメーカーさんも出してきていますね。

今出ているフロア型のエフェクト/プリアンプのフラッグシップモデルにはだいたいペダルが付いています。
ただ、ペダルが1つだと“いろいろ切替えて使わないといけない”、“2つの機能を同時に使うことができない”っていう問題が起こります。 こういう時にエフェクトに外部エクスプレッションペダルの接続端子が付いていると、もう一つのペダルを増設して使うことができます。
EXP端子って書かれていることが多いかな?

ペダルが2つあると、1つをボリュームに固定して使用できたり、2つのペダルにマニアックなパラメーターをアサインして複雑な音作りをしたり...。
Headrushで言えば“Pedalboardにはペダルが付いているけど、Gigboardにはペダルが無い”といった感じでペダルが付いていないエフェクトもありますし。
しかし、このペダル良い感じです。 ちょっと長い期間使ってみることにしました。 
まず、見た目から見ていきましょうか。



■外観
踏まれる回数が多いエクスプレッションペダル、そこには耐久性が求められます。
これはエクスプレッションペダルの中では最強に頑丈な筐体。
ミリタリーグレードのアルミダイキャスト製だそうです。
丈夫そうですね。これは現場で使うことを考えると手荒に扱われる可能性のあるところでも安心かも (オレは機材を手荒に扱う人が好きではないけどね)。
しかも表面(足を置くところ)は、滑り止めが付いてていいですね。
裸足で踏むと痛いです(角質とれるかも)。 靴下で踏むと靴下がズレます。
靴、またはサンダル、スリッパなどで踏むようにしてください。
それだけに重量もエクスプレッションペダルの中では重い方です。
その存在感は安心の重さです。
IMG_3515

■端子
EXPR
ここにはTRSケーブルを繋いで通常のエクスプレッションペダルとして使うことができます。
ギターに繋ぐケーブルはTSケーブルなので注意してください。
※TSケーブルとTRSケーブルの違いについてはググってね(そのうちコラムでもつくるか...)。

TOE:
これは踏み込んだときにスイッチを踏めるようになっている。
GigboardにはTOEスイッチ用の端子があり、これを使って、ペダルの機能を2種類から切り替えることができます。
1台で2つの機能を切り替えるときに力を発揮しますね。

IMG_3517

IMG_3567

次回は、Gigboardに繋いでみてその設定方法、使用感などをレポートしてみたいと思います。

“これを試してほしい”とか“ここはどうなってる?”などのご要望はコメント欄、またはTwitterへのリプでどしどしお寄せください。
HeadRush Pedalboard【期間限定特別価格】※スペシャルプリセット・プレゼント!
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HEADRUSH Gigboard
HEADRUSH Gigboard

Eventideのサポートで一番多いリクエストが“登録の解除”らしいです。
この登録というのは、H9を使用する際に必要です。

これは、購入したH9がH9Coreなのか、H9なのか、H9MAXなのかを識別するためにも必要になります。
これらはインターネット経由でEventide社に自分のアカウントを作り、ここで管理をすることになります。
自分が買ったアルゴリズムは、このアカウントに紐づけられることになります。
例えば、複数のH9を購入した場合、一台目にH9MAXを買って登録を済ませると、2台目にH9Coreを買っても同じアカウントに登録をすれば、H9MAXと同様に使用することができます。
ということで登録が必要になるんです。

【残念ながら売却してしまう時】
中古で手に入れた時に、登録が前のユーザーのままになっていたりすると、購入した人が登録できなくなるので、万が一売却をする場合はこの“登録の解除”をしてから売却した方がスムーズなようです。
これは、Eventaideの日本語サポートに依頼しても可能ですが、アプリ“H9 Control”からも行えます。


その方法を紹介しましょう。

H9 Control(Mac、Win、iOS、Android)を起動して、登録解除をするストンプボックスとペアリングをします。

アプリ画面の“ペダル”タブを選択してください。
01
その一番下にある“ストンプボックスの登録解除”を選択してください。

02

“ストンプボックスの登録解除”をタップしてください。

03

確認画面が出るので“OK”を押せば完了です。

これで登録解除”が完了します。

この登録解除は、自分のアカウントに登録されているものにだけ手続きをすることができるので、買った後に前オーナーの登録が解除されていない場合はEventideの日本語サポートに依頼するしか方法が無くなってしまいます。

残念ながら売却をされる場合、後に使って頂く方のためにも登録の解除をされた後に売却されることをお勧めします。

Pro Toolsを使う上で“覚えておくとちょっと便利な機能やショートカット”を紹介していきます。

今回は
“あるスロットにインサートされているプラグインを一斉に設定、または削除する”
“あるカテゴリーのプラグインだけをコントロールする”
など、まとめてなにかの操作を行う時のショートカットを紹介します。

これって、ミックスする時にちょっと便利だったります。
覚えておいてくださいね。

■操作するトラックのすべてのプラグインをバイパス
・Control + クリック
>すべてのエフェクトをバイパスして元々の音を確認したい場合に便利ですね。

■すべてのプラグインを一気にインサート
・Option + プラグインを選択
>あんまり現実的ではないですけど、すべてのトラックに同じプラグインをインサートしたい場合に使えます。

■同じ段のプラグインを一気にバイパス
・Option + command + クリック 
>インサートのA~E段、F~J段のそれぞれの段にインサートしているプラグインを一気にバイパスON/OFFすることができます。
同じ段に同じカテゴリーのプラグインをインサートしている場合などは便利ですね。

選択したトラックに対して有効
■特定のカテゴリーのプラグインをバイパス
※このカテゴリーは、プラグインメニューに表示される種類分けに準じています。
●ダイナミクス系(コンプ/リミッターなど)だけをバイパス
>Shift + C

●イコライザーだけをバイパス
>Shift + E

●リバーブだけをバイパス
>Shift + V

●ディレイだけをバイパス
>Shift + E

●モジュレーションだけをバイパス
>Shift + W

■センドスロット
●センドをミュート
>Shift + 4

●そのトラックのインサートすべて
>Control クリック

●すべてのインサート
>Control + Option + クリック

今回はこんな感じです。
これからもちょっと便利な機能、今更聞きにくいベーシックな機能や設定を紹介していこうと思います。

先日、アコースティックギターを買おうと思って楽器屋さんに行くことにしました。
アコギを買う時にいつも思うんですけど、アコギの音って弾いている自分は正確に確認はできませんよね。

悶々とした気持ちのまま出掛けようと......
机の上に置いてあったSpireをみて思いました。
“これで録ったデータを聴いたらいいんじゃないか?”


ボクの用途的には、アコギはレコーディングで使うことがほとんどなので、マイクを置く位置の音を確認できると心強い。

そんなことでSpireを持ってお店へ。
協力して頂いたのは神保町にあるRIMSHOT
アリスのドラマー、矢沢透さんがオーナーのお店です。
ビンテージのアコギがたくさんあるし、気さくな店員さんに相談しながら自分に合ったギターを探せるお店です。

お店にあるテーブルにSpireを置いてみると...
IMG_0564

ちっちゃくてちょうどいい感じです。
テーブルの高さもぴったりでした。

マイクの向きと距離を調整して....
電源を入れ、New Songボタンを押して新しいソングを作り、SoundCheckボタンを押してレベル調整をしたらレコードボタンを押すだけです。

これだけならiPadもヘッドフォンも電源もいりません。
録った音を確認するときはモニターが必要ですけどね。
IMG_0566

録った音を確認すると思った通り、録り音が聴こえました。
スマホのボイスレコーダーも使って比較してみましたが、音のレンジとか奥行きとかが違いますね。
当たり前ですけど、マイクやマイクプリの性能がスマホとは比べものにならないくらい素直な音なので楽器の音の評価をするときにも便利です。

アコースティック楽器って、演奏時に自分に聴こえてる音と、実際に鳴っている音が違うことが多いので、安心して買うためにはこの手は有効だなぁと思いました。

許されるのなら、色んな位置で録ってみて確認することもできますよね。
できるだけ納得して買い物をしたいので、今回は知人のお店で試させて頂きました。

そして、写真に写っているJ-45を買って帰りました。



※取材協力:RIMSHOT 東京都千代田区神田神保町 町1-32 Hisaya Bldg 1F


 
Spire Studio by iZotope:
シンプルなプロフェッショナル・ポータブルマルチトラックレコーダー

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